REBT(rational emotive behavior therapy) 「論理療法」というカウンセリング療法があります。
これは、人間の感情は、ある出来事が原因でその感情が生じるのではなく、そのときにどのように考えたのか(思考)によって、感情や行動が決まる、というものです。
第3回の講座でも、簡単に明記しましたが、ここでもう少し詳しくご説明いたします。
ABC論理で明記されて、とても分かりやすい手法です。これを覚えると自分で自分のセラピストになれます。ストレスが溜まって抑うつ状態にならないための予防策として、もちろん日々のちょっとした悩みもこれで、解決できるようになるでしょう。

A (Activating event また Adversity)・・・・ きっかけとなる出来事
B (Beliefs)・・・・ 信念や考え
C (Consequences)・・・・ 結果として起こる感情、行動


A(出来事) ⇒ C(感情、行動)  ×
A(出来事) ⇒ B(考え方) ⇒ C(感情、行動) ○

不安、怒り、嫉妬、ゆううつ、罪悪感、自己嫌悪、屈辱、悲嘆、パニックなど、不健康な感情を抱いてしまい、さらには、引きこもったり、衝動的な行動になったりする。それは、Aからではなく、その人自身のBに問題があるとみます。

Bには、2つの思考があります。
●健康的、合理的な考え方・・・・ ラショナル ビリーフ (RB)
●不健康、非合理的な考え方・・・・イラショナル ビリーフ (IB)

マイナスの感情を抱いてしまっているときは、「イラショナル ビリーフ」になっています。
この「イラショナル ビリーフ」を 「ラショナル ビリーフ」に変えていくわけです。結果、プラスまたは自滅的でない感情そして健全な行動になるのです。

不健康な感情を健康な感情に変えていくために、どうするか。
D(Disputing)・・・ろんばく、反論する (イラショナル ビリーフへの介入) していきます。
分かりやすくいうと、なぜこのような不快な感情を抱いたのだろうか。自分は今どのような考え方をしているのだろうか。今、頭の中によぎっているセリフ、信念はなんだろう。これを分析していきます。殆どの場合、「〜ねばならない思考」(思い込み)になってしまっています。これを「〜のほうが良い」という考え方に変えていくわけです。

「〜でなければならない」「〜すべきだ」  ⇒  「〜のほうが良い」 「残念だけど、仕方がない」

E( Effective new thinking)・・・・ 効果的な新たな考え方 (ラショナル ビリーフ)
イラショナル ビリーフへの反論をしていくことで、結果的に健康的な新しい考え方(ラショナル ビリーフ)に変わっていきます。
F(New Feelings & Behaviors)・・・ 新しい感情、建設的な行動
新しい健康な考え方になれば、健康な感情、行動へとプラスに切り替えていくことが出来ます。
>>女性のためのライフビタミン講座 トップ